Alexa Skills Kit内のテキスト読み上げシステムは、自然な話し方のリズムを生み出すために句読点を使用しています。これは、まず単語のイントネーションを変更し、次に句読点に続けてわずかな遅延を追加することにより実現できます。
認識される句読点は、読点(「、」)、句点(「。」)、クエスチョンマーク(「?」)です。読点では短いポーズが挿入され、句点では少し長いポーズが挿入されます。クエスチョンマークで挿入されるポーズは句点に近いですが、質問の種類によって文のイントネーション(文末の上げ下げ)にも影響します。これにより、Alexaは、質問時や応答の待機時に、人の自然な発話の変化をシミュレーションすることができます。句読点を使用すると、より直感的でユーザーフレンドリーなAlexaスキルの作成が可能になります。
また、SSMLを使用してポーズやブレークを挿入することもできます。スキル内でのSSMLの使用の詳細については、こちらを参照してください。
音声設計のベストプラクティスについては、こちらを参照してください。
キーワード: イントネーション, 音声, Alexa, 設計, ASK