2019年2月に最も多く報告された指摘項目とその対応方法について紹介します。
1. スキルのメタデータ
アレクサアプリに表示されるスキルの説明について、正しい情報が記載されていない、またはスキルのコア機能の説明がなかった場合に再審査となります。
Tips:
・初めて使用するユーザーでも分かるように、スキルの説明と詳細な説明には必ずコア機能を記載してください。
・スキルの機能に沿った内容を記載してください。
・正確な情報を記載してください。(説明に書かれている機能が動作しない場合は再審査となります)
・スキルの詳細な説明だけでなく、スキルの短い説明への記載も同様に確認項目になります。
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2. セッションマネジメント
ユーザーに対して発話を促さないまま、セッションが開く場合は再審査となります。
Tips:
・セッションを開く場合は、次のセッションでユーザーが何を発話すべきかが分かるように、必ず質問または明確な促し言葉をプロンプト内に含めてください。
・セッションを閉じる場合は、質問や促し言葉を含めないでください。
注意:ヘルプインテントは、発話を促した上でセッションを開いたままにする必要があります。
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3. カスタムインテントレスポンス
スキル内で「〇〇と言ってください」とスキルから指示されたフレーズを発話したにも関わらず、リクエストとは違う応答が返ってきたり、エラーが発生した場合に再審査となります。
Tips:
・ユーザーに提示する発話例は、必ず音声にて使用が可能であること試し、応答が適切であることを確認してください。
・スキル内で発話例を提示する場合には、そのフレーズにウェイクワードや呼び出し名などを含めないでください。
・スキルの詳細説明に発話例が記載されている場合も発話テストの対象となります。
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4. カスタムサンプルフレーズ (アレクサアプリで表示される発話の例)
アレクサアプリで表示される発話の例を発話した際に、リクエストとは違う応答が返ってきたり、エラーが発生した場合に再審査となります。
Tips:
・発話例は、必ず音声にて使用が可能であること試し、応答が適切であることを確認してください。
・発話例と同一の文言がサンプル発話に定義されていることを確認してください。
(発話例はサンプル発話からコピーすることをお勧めします。)
・スキルの詳細説明に発話例が記載されている場合も発話テストの対象となります。
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